情熱大陸。

22日のC.Bでのライブへ向けて、前回の反省点を含めスタジオリハ。
これから俺たちがどういう方向性を示していけるか、漠然とながら
手探りで探すその手段への取り組み。

道しるべは何もないが、この10年培ってきた感覚が分岐点を知らせる。
所詮、人間なんて今何をすべきか、何がやりたいのかを完璧に表現できる
生き物ではなく、常に曖昧なグレーゾーンとの戦いを自分の中で繰り広げている
動物だと思う。

だからこそ常に迷い、少しの満足と新しい不安を目の前に道を進み、一本かと
思っていた大道の岐路で立ち止まり、考え、また進む。
しかし、その方向を作り出すのもまた自分であり、岐路を作るのもまた自分で
それを作ることによって自ずと成長しているのである。

お前は常にその、少しの満足と新しい不安のバランスを取って来れたように思う。
だからこれからも少しづつ大きくなっていく荷物を上手く担げると思う。
そしてまたお前の中の新しい自分を発見し、喜び、泣き、笑い、何かが生まれてくるだろう。

もっとインプットしろ。もっともっとインプットして上手にアウトプットしろ。
今は目を閉じている場合じゃない。
知りたいことに貪欲になって、心を動かすことがパッションだ。
そのパッションこそが、みんなと共有出来る情熱の原動力になる。

今日、ロックンロールはそんな事を俺に伝えてきた。